『第29回 吉右衛門を囲む会』


 歌舞伎座 昼の部  7月31日 まどかさんレポ

囲む会レポ その1  (記憶違いが多々あると思いますので、ご指摘くだされば嬉しいです。  吉さまや葛西アナの発言は全く正確ではないと思います、  こんな感じだったということでご容赦ください。) 初めての吉さまを囲む会に参加いたしました。 長年の御贔屓の方もいっぱいいらっしゃることだろうし、何だか緊張するなあ、 と思っていましたが、終始和やかほんわか、笑いも巻き起こる楽しい会でした。 まずは司会のNHKアナの葛西さんが登場。そして、ほどなくスーツ姿の吉さまが、 大きな拍手に迎えられ、にこやかに登場です。 葛西さんが「ナマ吉右衛門さんですよ〜」といってツカミはOK(古い・・)。 最初はしばし、初代の話などをされていました(と思うんですが)。 私事で申し訳ないのですが、贅沢なことに吉さまのお話をききつつ、 なれないデジカメと格闘していて、イマイチお話の内容をちゃんと 思い出せなくて・・どなたかフォローお願いします(^_^;) そして、次は吉さま秘蔵写真を含むスライド上映。吉さまの解説付きです。 抜けているところは多々ありますが、↓のようなお写真でした。 (吉「○△□」は吉さまの発言、葛「○△□」は葛西アナの発言の内容です) *まず、お母様に抱かれたほとんど赤子の吉さまや、お子ちゃま時代の吉さま写真。 *初舞台のひらがな盛衰記の槌松実は駒若丸の写真。 吉「実は数日出ただけで嫌がって、お弟子の子に代わったんです」 *初めてご贔屓から贈られた楽屋のれんから顔をだす写真。 萬之助丈江と書かれています。小学生の頃。 *そして木の芽会での大蔵卿役の写真。かわいいなあ。 吉「14、5才ぐらいのときです」 *もう一枚、大蔵卿と常盤御前。常盤御前がキレイだなあ、と思っていましたら。 葛「この常盤御前、どなたかわかりますか?・・・吉之丞さんです。なんたって20代ですから!」 と強調。しかし会場を見回しやや失言だったと気づく葛西アナ。あはは。 *スタンダール「赤と黒」のジュリアン・ソレルな写真。  吉「吉右衛門を襲名することになり萬之助のうちにやっておきたいものはないかと 菊田先生から言われまして」 葛「こういったお役はどんな得るものがありましたか」  吉「えー、フェンシングをやるシーンがありましてそれがためになりました」 とはぐらかした後、 吉「フランス文学を専攻してましたので、こう作者の真髄に触れたいと思いまして。」 *とんぼをきる若い吉さま写真。この春の読売新聞の連載にもあった写真です。  吉「御曹司でもとんぼの稽古をします。それに僕はとんぼが好きだったものですから。  (写真のは)返り立ちといいます。」  難しそうです。そして、新派出演のとき(滝の白糸で水谷八重子さん(先代?)と共演したとき)、  舞台の出番がひまな時にとんぼを練習して、怪我をしてしまったそうです。 葛「八重子さん何ておっしゃいました?」 吉「たいへんねえ、と。」 *部屋で本を読む文学青年な吉さま写真。かっこいい。。  左側の低い机に向かい、障子の明かり越しに座って本を読んでいます。 *吉右衛門襲名の此下東吉の写真。お父様の幸四郎丈、歌右衛門丈、  又五郎丈、松緑丈の顔ぶれ。豪華〜。
 囲む会レポ その2 スライドのつづきです。 *ここで一転、現在の吉さま@ディズニーランドのミッキー電車の写真。  でかいミッキーの顔の影絵みたいな黒の模様のついた車内、  同ミッキーつり革。その前にたたずむ、黒の服に灰色っぽいマフラーをして  上半身がうつっている吉さま。。 葛「ミッキーも白黒ですが、吉右衛門さんも白黒ですね」  吉「藤山直美さんに渾名をつけられて。。オセロって。あの漫才のコンビじゃないですよ。   舞台の黒い鬘をとると白髪が現れるから、だそうです」 *おフランス、画材屋さんの出入り口から上半身をななめに出してる写真。  画材屋さんもオサレーですが、吉さまも負けずにかっこえーです。  パリの雰囲気に馴染んでます。 *バースデーケーキを前にして嬉しそうに笑う写真。  なんだか、プライベートの時の笑顔って感じです。  お弟子さんが還暦祝いをしてくれた、ということで、6歳だそうです。  ろうそくが6本たってましたよー。 *弁慶がこれから花道を引っ込むところの写真。 *景清が娘の糸滝の置いていった財布(?)を咥えた写真。   吉「これは、ゴヤの“我が子を食うサトゥルヌス”の構図のようにして、     娘が身を売ったお金を咥えることで、娘を喰らうも同然ということ     をあらわしているんです。」   (“我が子を食うサトゥルヌス”、コワい絵ですねー。) *昨年の京都南座顔見世の五斗三番叟写真。 *今年1月の貞任の写真2枚。   そのうち1枚は、紅旗をさーーっと鮮やかに客席方向に流しているところで、   ちょうど紅旗が最も遠くまで広がったところが真正面から撮られています。 *今年1月の先代萩、床下の男之助の写真。  吉「ぼくも仁木をやりたかったんですけど・・(笑)。」  葛「ねずみを踏んで・・」  吉「兄を踏んづけまして、申し訳ない(ちょい笑)」 *今年2月の幡随長兵衛おやぶんの写真2枚。   村山座のシーンと湯殿で吉二郎さん?を投げるシーンのもの。  *今年4月の井伊大老の写真。   吉「思い出深い演目、、歌右衛門さんがお静の方をされて、途中で倒れられて・・。」     「今回、魁春さんが演じて、歌右衛門さんと似ていて、いろんな思いがあって、      舞台で泣けてきました」 *今年5月の夏祭浪花鑑の団七の写真2枚。   吉「(ごまかせないよ、とある幹部の方に言われ)ジムで鍛えました」   (それって、秀太郎さんですよね?(笑)) *同じく五右衛門の写真2枚。  1枚が宙乗りのゴエ吉さま。  吉「足を上げているのが大変。」   「歌舞伎座の時は宙乗りの設備は臨時に作りましたが、演舞場は猿之助さん用に    最初から設備があって、”より安全です”と言われました」   そしてもう1枚が南禅寺のゴージャス衣装のゴエ吉さま。 *今年六月の藤戸の写真、老母と悪龍それぞれ1枚。  吉「花道の引っ込みは宮島ではなかったんですが、歌舞伎座では付けました。    太鼓だけだと船弁慶と同じになるので、太鼓、大鼓、小鼓、笛にしました。」 *最後は、幕を引く紅長さん。これで、幕。
 囲む会レポ その3 この後、9月の秀山祭、10月の元禄忠臣蔵、があることに触れて、抽選会になりました。 抽選はプレート札を吉さまが引くんですが、最初は40枚引くとかのミッションで、 大量にがしがし引いてました。 賞品は、長崎のスケッチの絵葉書、 吉さまが描かれた犬の絵の皿(初代のところにいた犬で、たしか、 ピピちゃんという名前だとおっしゃってました。名前が違うかも。)、 鬼平DVD、高級!料亭のご招待券。他にもあったかな? 当たった方はハイと返事して手を挙げることになってまして、ものすごく元気に 返事をされる方もいて、何だか楽しい雰囲気でした。 最後はご自分の前のプレート札のお片づけもする吉さま。 そしてここで吉さま一旦退場です。 食事の合い間に、吉之丞さんやお弟子さんたちが入場して自己紹介がありました。 吉之丞さん、吉之助さん、吉三郎さん、吉五郎さん、吉六さん、吉二郎さん、 五月から出ているさえきたくやさん(こんど吉也さんになるそうです)。 吉之丞さんて、きれいですねー。お弟子さんたち、皆さんシャイシャイですね。 吉六さんと吉二郎さんは八月の稚魚の会・歌舞伎会合同公演に出演。 吉六さんは引窓の濡髪です。 葛「9月に富十郎さんがなさるお役ですね」 すると吉六さんが恐縮して、 葛「・・・と、プレッシャーをかけたりして。」葛西さーん。 食事もほぼ終わり、デザートが出されているところに、吉さま登場。 そして松貫四作、お弟子さんたちによる茶番狂言「播磨屋連中手習鏡」。 はい、寺子屋のパロディです。 吉さまはツケや拍子木担当、そして「もっと下手に〜」などの指示出し、 終始笑顔で楽しそうでした。 そして、吉三郎さんの「せまじきものは宮仕えじゃなあ」に、 吉さまによる「播磨屋!」の掛け声! こういう機会にしか有り得ない、貴重な体験でした。 「播磨屋連中手習鏡」の中身ですが、デザートと吉さまに気を取られまして、 ちゃんと話が分かっていないかも、なのでレポはちょっと控えます。 どなたかレポよろしく〜、と振ってみる。 パロディとはいえ、吉之丞さん@「竹本吉之丞太夫」は素晴らしいし、 修行をされているお弟子さんたちですから、”茶番狂言”とはいえ、贅沢なものでした。 そして、最後は吉さまの拍子木により幕、葛西アナの幕の後のアナウンスも入り、 吉右衛門さんが退場。お弟子さんたちも退場。 葛西アナの「これからも播磨屋を応援していきましょう」の言葉でお開きとなりました。
 まどかさん、詳細レポート、ありがとうございます。by家主
寝ても醒めても 表紙へ